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回路設計
まずはどの様な部品でどの様な機能を持たせるかを考え、回路を設計します。
回路図エディタを使って描いていきます。この程度の回路なら手書きでも十分ですけどね。
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回路図
回路は見てのとおり設計と言うほどのものではありませんけど。
回路図を見ながら部品を集めていきます。
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パーツ
1液晶ディスプレイ
2スライドスイッチ
3セラミックコンデンサ
4昇圧回路 DC/DC
5マイクロチップコントローラ(PIC)
6コントローラソケット
7水晶発振子
8ボリューム
9端子
10電解コンデンサ
11バッテリーケース
12プリント基板
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液晶ディスプレイの点灯試験
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プログラム
とりあえず機械語と呼ばれる人間にとって分かりやすい言語でプログラムを書きます。
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翻訳
出来上がったプログラムをマイクロチップが理解できる16進数に変換します。
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書き込み
この様な機械を使って出来上がった16進数のプログラムをマイクロチップに書き込みます。
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試作
想定どおりに動くか回路図を見ながら仮組みして確認します。
もし想定どおりに動かなかったら回路かプログラム、または両方にミスがあるのでそれぞれにまで戻って修正します。大抵1回でうまくいく事は無く、何回か繰り返します。
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プリント基板の製作
想定どおりに動作するようになったら回路を小さくまとめるためにプリント基板のパターンを専用CADを使って設計します。
これが1回路分です。
上が配線パターンで下がプリント基板のパターンの完成形です。
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1回路だけ作るのは経済的ではないので生基盤の大きさに合わせて複数回路をレイアウトします。
完成したらプリンターで印刷してフィルムを作ります。
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出来たフィルムが左側、右側は出来上がったプリント基板。
この間の工程はタグの作り方教室とまったく同じなので省略します。
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出来上がったプリント基板をそれぞれの回路にカットします。
下は今回製作する電子式タグの1つ分です。
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組み立て
ここからは電子工作になります。
使う道具は半田こて・ニッパ・ピンセット等です。70mmX27mmのスペースにこれらの部品を半田付けするわけですがかなり狭いのでつけにくい部品から先に付けていきます。
後からでは付かなくなる場合もあるので順序を考えて作業します。
まずはバッテリーケースの取り付け穴に端子を半田付けします。穴が大きくなっているのがわかりますか?
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つぎはPICのソケットを取り付けます。
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つぎにボリュームを2個つけます。
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こんどはスライドスイッチです。
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残りの小さな部品をつけていきます。 昇圧回路・電解コンデンサ・水晶発振子・セラミックコンデンサ等です。
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バッテリーケースをとりつけます。
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最後に裏からと言うか表に液晶ディスプレイをつけます。
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そしてソケットにPICを差込み、電池を入れたら完成です。
電池は充電式で散歩時の使用で約1週間使えますから経済的です。
勿論、乾電池も使えます。
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動作の様子1
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動作の様子2
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